ROSY CAFE

飯田史彦さんの本よりーその2

「いや、無理して死んだところで、決して解放なんかされないぞ。いまの
ご両親は、これまで何度もの人生で、やっぱり親子や兄弟だったことが多いんだ。
今後の人生でも、何度も何度も生まれ変わって、また家族として生きていくんだ。
それどころか、前の人生では、いまの親が君の子供だったのかもしれないぞ」
「変なこと言わないでよ。あの親が、私の子供?」
「ああ、そうだ。その頃、君は、いまの親をずいぶんかわいがっていたもんだ。
ご両親も、きみの子どもだった時には、君にずいぶん甘えてたんだぞ」
「先生、調子に乗って、見てきたようなこと言わないでよ」
「いやいや、俺は、実はじっと見てたんだ。だって、その時の人生じゃ、君が
先生をしていて、俺の方が君の教え子だったんだから。君は、ずいぶん優しい、
とってもいい先生だったんだぞ」
「・・・・・・あきれてものが言えないわ。先生、おかしいんじゃない?そのうち、私と
夫婦だったこともあるぞ、なんて言わないでよね」
「あ、そうだ、思い出した!そう言えば、君と夫婦だったこともあるような、
ないような・・・・・・」
「冗談じゃないわよ。なんで私が先生なんかと・・・・・・それだけは勘弁してよ」
「まあ、それは冗談だが、君といつも夫婦になってる相手は、今回の人生でも
君と出会うのを、どこかできっと待ってるぞ」
「えっ、夫婦って、いつもおんなじ人が相手なの?」
「よほどの理由がないかぎりは、そうだ。ただし、性別は入れ替わるけどな」
「それじゃ、私が男で、夫だったこともあるの?」
「その通り。そういう相手を、ソウルメイトって言うんだ」
「ソウルメイト?」
「赤い糸で結ばれてる人のことだ。その人は、いま、この瞬間だって、きっと、
この世のどこかで、いずれ君と出会うのを待ってるんだぞ」
「どこにいるのかしら?ほんとにいるなら、早く会いたいわ」
「まあ待て。すべてのことには、時がある。何事にも、いちばんいい時期というのものが
あるんだ。君がこれからがんばって生きていって、充分に学びを積んだ時に
予定通りにパンパカパーンと現れてくれるさ。なのに君がいま死んじゃったり
したら、赤い糸の人はどうすればいい?もしも逆に、君が楽しみに再会を
待っているのに、赤い糸の人が自ら命を絶ってしまったりしたら、この世に
残されて待ちぼうけを食らう君は、どんな気持ちがする?
いつかその人と出会うためにも、がんばって生きていかなくちゃ」
「・・・・・・」(混乱している)
「すべて、君が自分で自分に与えた、人生という名前の問題集なんだ。自分の
ことは、自分がいちばん良く知ってる。人はみな、がんばって手を伸ばせば
届くような、ちょうどいい高さのハードルを、自分に与えて生まれてくる。
自分に解けないような問題を、用意してあるはずがない。どんなに
つらいことでも、君は自分にはその問題を解く力があることを知ってるから、
それを自分に与えたんだ。その問題がつらければつらいほど、君は、
その難問を解くに価する、素晴らしい人間なんだ。ご両親も、ご家族も
いまの自分の境遇も、すべて自分にとって最適だからこそ、自分の
意志で選んで生まれてきたんだ」
「・・・・・・でも、私、これまでなんにもうまくいったことなんてないし、なにをやっても
失敗ばかりだし、自分が大嫌いだし、つらいことばっかりだし・・・・・・」
「そのつらさも、みんな予定通り、順調なんだ。時には、予定通りに失敗して、
自分を高めようとすることもある。受験に落ちたのも、失恋したのも、欲しいものが
手に入らないのも、ケンカしちゃったのも、みんな順調そのものなんだ。それらを
経験することによって学んで、成長して、大きくなるっていうプログラムの一部
なんだよ」

(次のブログに続きます)
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